宿場町は、本陣、脇本陣、旅籠などの宿泊と、宿場を運営する重要な機関である問屋場(といやば)を中心に形成された町です。
その宿場町である岡山県矢掛町で、毎年11月第2日曜日に江戸時代の大名行列が再現されます。
姫君、奥方、家老、奴など約80名で構成された絢爛豪華な大名行列が、「下に~下に~」の掛け声と共に旧山陽道を練り歩き、一大時代絵巻を繰り広げる様はまさに圧巻の一言!
大名・公卿・幕府役人など身分の高い者が宿泊した 〝本陣″ と、本陣の予備の宿泊施設 〝脇本陣" の両方が現存している、旧山陽道矢掛宿で繰り広げられる時代絵巻「大名行列」。
その見どころは、公募で選ばれる姫様と奥方様の艶やかな姿だけでなく、高々と毛槍を投げ交わす奴達、片足を上げて飛び跳ねる愉快な動きの奴頭、顔に太い髭を書いて駕籠を担ぐ中間など、荘厳な中にもユーモラスや趣を感じることができます。
この大名行列のほかにも、学生の飛脚駅伝大会やふるさと物産市、備州岡山城鉄砲隊による実演、備中神楽、井原早雲太鼓、大江戸玉すだれなど多くのイベントが実施され、旧宿場町一帯は終日にぎわいます。
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